10年先、20年先にも気持ちよくご利用、親子2世代でも安心して暮らせる、住まいを目指して、
段差の解消・手すりの設置・滑り止めの設置など、将来を見据え早めのリフォームがおすすめです。
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・移動距離を短く移動距離を短く居室からトイレ、浴室、洗面所までの
移動距離はなるべく短く。 また何度も曲がらずに
すむように、単純な動線にします。・廊下や出入り口の幅を広く狭く曲がりにくい廊や出入り口の幅を広くすることで
より動きやすい環境へとつくりかえます。・介助のために大人二人分のスペース介助が必要な場合、2人以上の大人が動くための広さが
必要です。 特に介助作業はしゃがんだり、中腰になったりと、
より広いスペースが求められ、福祉用具も意外と場所をとります。・ラクに動けるスペース自立の場合でも、適切なスペースが確保されていると
動きやすく、無理な姿勢をとらずにすみます。
・段差を無くす
敷居の段差など小さなもの程、要注意です。敷居以外の床レベルを敷居にあわせる、
敷居を下げるなど極力解消し、つまづいての転倒事故を防ぎましょう。
玄関框などの大きな段差では、踏み台で段差を小分けにし、手すりを
設置することで昇降が楽になります。
・温度の段差解消
冬場のトイレや浴室は、外気温とほぼ同じ位になると言われています。暖かい居室との温度差で、
血圧が大きく変動し、心臓に負担をかけ、脳卒中の発作を起こす危険もあります。トイレ、洗面化粧室、
浴室にも暖房を設け、主な寝室との温度差をなくしましょう。